クラウド化のメリットと導入のポイント ~成功事例を交えて解説~

こんにちは。ぎっくり腰の痛みと戦っています、デジタル・マーケティング部のサットンです。先週末くしゃみをしたら、ビキビキ(゚Д゚;)!腰に激痛が走り身動きが取れなくなりました。
なんでこんなことに...。

腰の痛みが引いたら整骨院に通って、猫背を直したり、再発防止策に取り組みたいと思います!さて、先日AWSサミットがあったこともあり、今日のテーマはクラウドです。
クラウド化は現代のビジネス環境において、効率性と柔軟性を提供するために必要不可欠なものとなっていますよね。
本記事では、クラウド化のメリットとデメリット、導入のポイントや成功事例を、わかりやすく解説していきます。

クラウド化とは

クラウドサービスの基本

クラウドサービスとは、インターネットを通じて提供されるコンピューティング資源のことです。
クラウドサービスを使えば、サーバー、ストレージ、データベース、ソフトウェアなど、様々なITリソースを、インターネット経由で利用することができます。
例えば、GmailやTwitter、Facebookなんかもクラウドサービスによって提供されているんです。
従来のように、自社でサーバーやネットワークなどのインフラを構築・管理する必要がなくなり、必要なリソースを必要な時にだけ利用できるため、コスト削減や運用効率の向上に役立つのが、このクラウドサービスだといえます。

クラウド化の歴史

クラウド技術は2000年代初頭から進化し、現在では多くの企業が導入しています。
初期のクラウドサービスは、主にWebホスティングやメールサービスなどの提供が中心でしたが、近年では様々なサービスが提供されるようになり、企業の業務システムやデータセンター全体をクラウド化する動きも加速しています。

クラウド化のメリット

コストを削減できる

クラウド化により初期投資が不要で、運用コストも抑えられます。
従来のように、サーバーやネットワークなどのインフラを自社で構築する必要がないため、初期費用が大幅に削減できるんですね。
また、クラウドサービスは、利用した分だけ料金を支払う従量課金制を採用している場合が多く、無駄なコストが発生しません。合理的ですね。
さらに、ソフトウェアのライセンス費用や保守費用なども削減できるため、トータルコストの削減にも貢献できます。

手軽に始められ、柔軟に対応できる

クラウドは必要に応じてリソースを追加・削減できるため、柔軟に対応が可能です。
ビジネスの成長や季節変動など、需要の変化に合わせて簡単にリソースを増減できます。始めたいときには低コストですぐ始められて、やめたいときには解約金不要ですぐやめれる。
従来のように、ハードウェアの増設やソフトウェアのライセンス購入など、時間と費用がかかる作業は不要です。

リモートワークに最適なため、多様な働き方の推進ができる

どこからでもアクセスできるため、リモートワークにも適しています。
クラウドサービスは、インターネットに接続できる環境であれば、場所を選ばずにアクセスできます。
そのため、従業員は会社に出社せずに、自宅や外出先から業務を行うことができます。これは、従業員のワークライフバランスの向上や、災害時における事業継続性の確保にも役立ちます。いわゆるBCP対策※ってやつですね。

※BCP対策とは
企業におけるリスクマネジメントの一種。地震や台風などの自然災害や、事件・事故・不祥事といった人的災害が発生した際、事業に関わる被害を最小限にとどめ、速やかな復旧と事業存続ができる体制を作るための対策

セキュリティを強化できる

クラウドサービスは最新のセキュリティ技術を採用しており、安全性が高いです。
クラウドサービスプロバイダーは、セキュリティ対策に専門のチームを配置し、常に最新の脅威情報に基づいた対策を実施しています。また、データセンターは厳重に管理されており、物理的なセキュリティ対策も万全です。

運用負担を軽減できる

クラウドサービスプロバイダーが運用・管理を行うため、内部のITリソースの負担を減らすことができます。中堅中小企業では、ひとり情シスさんも少なくないそうですね。
サーバーやネットワークなどのインフラの構築・管理、ソフトウェアの更新やセキュリティ対策など、煩雑な運用作業をクラウドサービスプロバイダーに委託することができれば、ひとり情シスさんは、もっと重要な業務に時間をあてることができます!
運用負担の軽減はもちろん、結果として会社の業績アップにつながるかもしれませんね。

ここまでずっとメリットばかりを言ってきましたが、どんなものにも必ず裏と表がある!ということで、デメリットもしっかり見ていきましょう。

クラウド化のデメリット

カスタマイズに制約がある

クラウドはカスタマイズに制約がある場合があります。
クラウドサービスは、多くの企業が利用できる汎用的なサービスとして提供されているため、自社の業務に最適な機能が備わっていない場合や、独自の機能を追加したい場合、カスタマイズが制限されることがあります。

ベンダーロックイン※のリスクがある

特定のクラウドサービスに依存することで乗り換えが難しくなるリスクがあります。
クラウドサービスは、各社独自の機能や仕様を持っているため、一度導入したサービスから別のサービスに乗り換える際には、データ移行やシステム改修などの作業が必要になります。うーん、なんだかお金も時間もかかりそうですね。そのため、ベンダーロックイン※のリスクを考慮し、将来的な乗り換えの可能性も視野に入れてサービスを選定することが重要なんですね。

※ベンダーロックインとは
特定ベンダーの独自技術に大きく依存した製品、サービス、システム等を採用した際に、他ベンダーの提供する同種の製品、サービス、システム等への乗り換えが困難になる現象のこと

インターネットに依存してしまう

クラウドサービスの利用には常にインターネット環境が必要です。
インターネット回線が不安定な場合や、停電が発生した場合、クラウドサービスを利用することができません。例えばクラウド側にアクセスが集中しすぎて接続しにくくなった場合は、業務が停止してしまうかもしれませんね。インターネット環境の安定性や冗長性を確保することが重要です。

 

メリット/デメリットについてなんとなく理解できましたでしょうか?
次は、クラウド化を進めるうえでのポイントを解説したいと思います!

【導入のポイント】クラウド化を進める方法

目的の明確化

クラウド化する目的を明確にして、適したサービスを選定しましょう。
コスト削減、業務効率化、セキュリティ強化など、クラウド化によって実現したい目標は会社によって違うと思います。目的を明確にすることで、自社にとって最適なクラウドサービスを選択することが大切です。

適切なサービスの選定

クラウドサービス各社の特徴を理解し、自社に合ったサービスを選びましょう。
クラウドサービスは、IaaS、PaaS、SaaSなど、様々な種類があります。各サービスの特徴や料金体系、セキュリティ対策などを比較検討し、自社のニーズに最適なサービスを選択するようにしましょう。

運用体制の確立

クラウド化後の運用体制をしっかりと整備しましょう。
クラウドサービスの利用には、セキュリティ対策やデータ管理など、様々な運用上の課題があります。そのため、クラウド化を成功させるためには、適切な運用体制を構築し、必要な知識やスキルを持った人材を育成する必要があります。まずは外部委託し、徐々に人材を育成していくのも良いかもしれません。

最後に、成功事例をお伝えしたいと思います!

クラウド化の成功事例

事例1:クラウド化により、社内外とのデータ共有を効率化!

それまでは、社内ネットワークにデータを保存し、外部とのデータ共有にはファイル転送サービスを利用していた。しかし、クラウドストレージサービスを導入することで、社内外問わず、誰でも簡単にデータにアクセスできるようになり、データ共有の効率が大幅に向上!
また、データのセキュリティ対策も強化され、情報漏洩のリスクを軽減することができた。

事例2:クラウド化により、初期投資を大幅削減!月々のコストも抑えられる

それまでは、サーバーやネットワークなどのインフラを自社で構築・管理していたが、クラウドサービスを導入することで、これらの費用が不要に!
また、ソフトウェアのライセンス費用や保守費用なども削減できたため、トータルコストを大幅に削減することができた。

事例3:クラウドサービスの利用で、社員のリモートワーク環境が簡単に実現!

クラウドサービスは、インターネットに接続できる環境であれば、場所を選ばずにアクセスができる。そのため、社員は会社に出社せずに、自宅や外出先から業務を行うことができるようになった。このことが、従業員のワークライフバランスの向上や、BCP対策など、災害時における事業継続性の確保に役立った。

まとめ

この記事では、クラウド化のメリットとデメリット、導入のポイントや成功事例について解説しました。
いかがでしたでしょうか?クラウド化を進めることで、ビジネスの効率性と柔軟性を大幅に向上させることができること、なんとなく感じて頂けましたか?
しかし、クラウド化にはセキュリティ対策やデータ管理など、様々な課題も存在しますので、クラウド化を検討する際には、メリットとデメリットをしっかりと理解し、自社にとって最適な方法を選択するようにしてくださいね。

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担当

デジタル・マーケティング部

ニックネーム:サットン

好きなもの:犬を触ると人格が変わるくらい犬が大好きです!
ルーティーン:毎週水曜のほんまでっかTVからの水ダウを見るという流れはかかしません。
一言:写真はクリスマスパーティーの時です。