こんにちは。プロダクト・サービス事業部のしゃるたんです。
本日も引き続き、生成AIを検証してみたいと思います。
今回は後輩ちゃんがRuby技術者認定試験を受けるので、試験合格に向けて生成AIで問題文を作ってもらおうと思います。ベンダー資格は年々増えてきましたが、受験料はどれも高いので一発合格して欲しいですね。
試験問題の生成を、ChatGPTで検証
問題文の作成
さて今回はChatGPTを使いたいと思います。ChatGPTではしりとりの相手からクイズの作成まで何でもやってくれますので、どこまで性能を発揮できるか検証していきましょう。
いとも簡単に問題を3問作ってくれました。
ただ、解説も欲しいですよね。きっとChatGPTなら解説も作ってくれるはず!?
なのでお願いしてみました(´ω`*)オネガイ
回答の解説文の作成
凄い!! そして最後に激励の言葉もくれました。ステキ過ぎる(^^)/
この問題と解説をどこから取得してきたのか気になるところですが、この調子で20問ほど追加で作ってもらいましょう。
~~中略~~
あれ? 20問頼んだのに気をきかせてくれて40問も作ってくれました。
やるな!! ChatGPT!! (*'ω'*)(#^.^#)(*‘ω‘ )(≧▽≦)スゴイ!
せっかく問題を作ってもらったのですが、ぶっちゃけコピぺするのが面倒です。
ダメもとでEXCEL形式でデータが欲しいと依頼してみました。(^^)/オマエナラデキル
Excel形式のデータをもらえるのか?
ヤバい!! やれんじゃん(*‘ω‘ *)
そしてご親切にも右上に「コードをコピーする」というアイコンを作ってくれて、押すとコピーされるので選択の手間も省けて便利でした。
【まとめ】生成AIで作った問題集を販売したら、著作権はどうなる?
今回はChatGPTの問題作成能力を検証してみました。とにかく凄いの一言です"(-""-)"
ちなみに最初の対話で、”今度、Ruby技術者認定試験を受けようと思います。” という文章を入れないパターンで試したところ、回答が全て a)になりましたので、目的は入れた方が良さそうです。
ただ、1つだけ疑問があって、もし生成AIで問題集を作って販売したら著作権はどうなるんだろう??
生成AIによって作成したコンテンツの公開や販売をする際には、著作権侵害が適用されると聞いたことがあります。画像などでは他社の著作物を模倣したとして著作権侵害で訴訟されるケースがありますが、出所がはっきりしないテキストはグレーな印象です。
ライターの仕事では生成AIが活躍していると聞きますので、商用という線引きは限りなく曖昧となりそうですね。
最後にChatGPT様に感謝の意を伝え、訴訟について聞いてみました。
「公式」という言葉を使わなければ、今回作成してもらった試験問題は著作権を侵害するものではないようです (´ω`*)ホッ
それでは本日はここまでとなります。次回もお楽しみに~♪(≧▽≦)♪
この記事を書いた人
【ニックネーム】しゃるたん
【経歴】入社23年目です。最初の10年は大手証券会社の約定報告システムの開発・保守を担当しました。その後、別の大手証券会社で9年ほどシステム部門で社員代替として、ユーザー部門からの相談に乗ってシステム起案したり、ベンダーとの橋渡しを行いました。単にユーザー要求をベンダーへ依頼するということではなく、ユーザー・ベンダーそれぞれとって最適で価値のあるシステムを一緒に考えて提案することが大変でした。
証券業務に約19年間従事した後、開発本部長として自社の開発部門を3年間取り仕切りました。直近では自社サービスの開発に係る業務や、開発の新機軸を探るための検討を行っています。
【得意な言語】VBA、C
【趣味】ゲーム、漫画
【一言】モンハンの新作とドラクエ3のリメイクが楽しみです(≧▼≦)ワッフ-イ