新人が配属されて1年で感じたこと

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こんにちは。

私はリライフ・ジャパン勤務2年目の社員です。

現在の勤務先でもある現場に配属されたのが去年の10月なので、2021年10月時点で配属されてから1年になりました。

このブログでは実際に1年間現場での仕事を通して感じた、私なりの働く上での考え方について書きたいと思います。

これから現場に配属される方や社会人になる学生さんの考え方の一つの指標にしていただければ幸いです。

 

 

1.できないことの多さ

まず、始めに私が新人として初めて現場に配属されてから感じたことはできないことの多さです。

 

私が担当したテーマ(業務)は主に、既存の処理の性能改善や表示されるプルダウンの名称の修正といった今まで業務をこなしてきた方ならあまり難しくないテーマでしたが、新人の私にとっては右も左も分からない状況で全く知らない業務ということもあり、かなり苦戦しました。

 

主な工程として基本設計書の作成、テスト計画書の作成、テストの実施、リリースを行います。

しかし、各工程を進めるに当たり何を理解すればよいのか分からない、設計書を見ながら説明を受けても知らない単語の連続で何が書かれているのか分からない、配属された当初はそのような状況でした。

 

業務を進めていく上で毎日知らないことが増えていく、そういった分からないことだらけの連続で精神的に参ってしまうこともありました。

 

お恥ずかしい話ではありますが配属当初の私はパソコンの使い方もあまり詳しくなくかなり苦戦しました。今思うとこれまで実務経験は全くないわけですから当然といえば当然なのかもしれません。しかし、社会人として現場で求められているものは何かを毎日頭の中で考えると、自分の無力さをひしひしと感じました。

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このように自分にできないことが多すぎる状況が新人の私には重くのしかかり、かなりのストレスになっていたと今では思います。

 

2.できないことを当たり前だと思う

上記で書いたように仕事をこなしていく上で新人だった自分は、できないことの多さ、自分の能力のなさに気づかされました。私が配属された現場は周りの上司も配属先の社員の方も仕事のできる方ばかりで自分の中で余計に仕事ができていないと感じていたかもしれません。

 

しかし、このようにできないことの多さに押しつぶされそうになった時、私は「できないという現実を受け入れよう」と考えることにしました。

初めてのことだらけなのですから、分からないこと、できないことがあることは新人として当たり前ですし、仕事のできる周りの方と比べ過ぎないようにしました。

 

仕事ができなくてよいわけではありませんが、考え方を少し変えるだけで張りつめていた気持ちは楽になり、今まで感じでいたストレスもあまり感じなくなったことを覚えています。

 

自分と他人を比較し過ぎずに自分のペースで仕事をこなしていく、ストレスをため過ぎないように日々の業務をこなす上で忘れてはいけない働き方だと私は思います。

 

3.分からないことはどんどん聞こう

できないことを気にし過ぎないようにすることも大事ですが分からないままでは業務に支障をきたしてしまいます。

 

そこで私は分からないことがある場合はどんどん聞いてみることにしました。

「この単語ってどういう意味ですか」、「ここの仕様はこういう考え方であっていますか」など些細なことでも疑問に感じたことは積極的に聞いてみることで日々の分からないは徐々に解消されていきました。

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自分は何もできないと思い込み過ぎずにまずは新人という立場を利用して上司や周りの人に分からないことについて色々聞いてしまいましょう。分からずに悩んでいるよりも誰かに聞いてしまう方がずっと上手な時間の使い方ができます。

 

実際に私も一人で分からずに悩んでいたことを上司に聞き、一瞬で解決したことがありましたが、今思うとすぐに聞いておくべきだったと後悔しています。

 

上司の業務の都合を考え、「一人で何とかしてみよう」とはせずに「まずは聞いてみる、相談してみる」といった考え方が仕事を上手に進めるコツです。

 

また、何かを聞く際には上司の時間を割いてもらい、質問をさせていただいているわけですから分からないこと、聞きたいことを明確にしてから聞くようにしましょう。その方が上司も理解しやすく、どんなアドバイスをすればいいかが明確になります。

 

4.自分と周りの理解度のギャップを無くす

上司に質問をすることは分からないを解消するためだけでなく私の理解度について上司がどれほど理解しているかを確認することにも繋がると私は感じました。

 

私の理解度と上司のなかの私の理解度にギャップが生じている場合、言葉の意味を間違えて覚えたり、仕様を勘違いしていてもそれらに気づけず、そのまま業務を進めてしまうと、基本設計書やテスト計画書を作成する際、ギャップはより大きくなります。工程を進めた結果、不十分な設計や不完全なテスト計画書の作成といったミスに繋がり、それらの修正などで結果的に時間が掛かります。

 

そのようなミスが起こらないよう、ギャップを少しでも減らすために分からないことがある場合は恥ずかしがらずに「分からないので教えてください」と正直に聞いてみましょう。このタイミングが上司も私が理解していないということを理解できる絶好のコミュニケーションの機会であり、ギャップを解消することでこの先の業務を円滑に進めることができるのです。

5.最後に

私の働くうえで大事にしている考えについて書いてみましたがいかがでしたでしょうか。

 

今回のブログで最終的に私が皆さんに伝えたいことは

・仕事ができなくても気にし過ぎない

・分からないことは悩まずに積極的に聞く

の2点です。

 

上記2点を積極的に取り入れていけば仕事がきっと楽しくなるはずです。

仕事をする上で不安なことは誰にでもあります。そんな時、私が書いたこの記事を思い出していただき、少しでも皆さんの悩みの解消につながれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。